札幌市東区に位置するモエレ沼公園は、彫刻家イサム・ノグチの理念を体現した広大な都市公園です。
園内には「ガラスのピラミッド(HIDAMARI)」や高さ52メートルの「モエレ山」、直径48メートルの大迫力「海の噴水」など、見どころが満載。
春は桜、夏はビーチや噴水で涼み、秋は紅葉、冬はスキーやそり遊びといった多彩なアクティビティが楽しめます。
本記事では、モエレ沼公園の最新情報を交えつつ、何があるのかや楽しみ方を徹底ガイドします。
モエレ沼公園には何がある?見どころと楽しみ方を徹底解説
モエレ沼公園は札幌市東区にある面積約188ヘクタールの広大な総合公園です。17年もの歳月をかけて造られたこの公園は、芸術家イサム・ノグチの「彫刻作品」としての哲学が随所に感じられる特別な空間として知られています。もともとはゴミ埋立地だった土地を再生し、自然とアートが見事に融合した景観が魅力です。
入園料・駐車場ともに無料で、誰でも気軽に訪問できます。
- ガラスのピラミッド「HIDAMARI」:太陽の光が降り注ぐ美しいガラス建築
- 巨大な人工の山「モエレ山」(標高約52メートル):園内や札幌市街を一望できる展望スポット
- 水の芸術「海の噴水」(直径約48メートル、高さ25メートルまで噴上げ):音楽と光の演出が楽しめる噴水ショー
- 子供向け遊具や水遊びスポット(プレイマウンテン、モエレビーチなど):ファミリーで楽しめる施設が充実
芸術家イサム・ノグチの理念を受け継ぐ公園
モエレ沼公園は彫刻家イサム・ノグチが設計した芸術性あふれる公園です。
ノグチは「公園全体を一つの彫刻作品にしたい」という理念のもと、もともとゴミ埋立地だった土地を大胆な造形で再生しました。
園内には山や噴水、遊具までがアートとして組み込まれており、静かな自然の風景の中で芸術作品に触れられる特別な空間が広がっています。
広大な敷地で自然とアートを満喫
約188ヘクタールに及ぶ広大な園内では、自然散策とアート鑑賞を同時に楽しめます。
花や樹木が季節ごとに彩りを変えるほか、遊歩道やサイクリングロードも整備されており、徒歩やレンタサイクルでゆったり巡るのがおすすめです。
桜の季節は「サクラの森」で1700本の桜と彫刻遊具を楽しむ、夏は「モエレビーチ」で水遊びと噴水ショーで涼む、秋は紅葉と静かな散策、冬は雪景色を見ながらクロスカントリースキーやそり遊びにチャレンジできます。
入園無料で気軽に利用できる
モエレ沼公園は入園料や駐車場料金がすべて無料です。
札幌市街からもアクセスしやすく、開園時間(7:00~22:00、最終入園21:00)内は自由に出入りできます。
公園の敷地が広大なため、ピクニックや散歩、ジョギングにもぴったりです。
またガラスのピラミッド内のレストラン「ラ・フォレスト」やショップなど有料施設も整っており、事前予約なしでランチや休憩利用も可能です。
家族連れに嬉しい充実した施設
公園内には子供向けの遊具や施設が豊富に揃っています。
遊具の山「プレイマウンテン」や「サクラの森」の彫刻遊具で体を動かせるほか、夏季限定の「モエレビーチ」では人工の海で水遊びができます。
さらに広々とした芝生広場や木陰の休憩スポットも多く、子連れでのピクニックやファミリーでの散策にも最適。
授乳室や多目的トイレも完備し、家族みんなが安心して過ごせる環境が整っています。
モエレ沼公園の主な見どころ

彫刻家イサム・ノグチの手によるガラスのピラミッドや人工の山、広々とした芝生広場など、モエレ沼公園には個性的な見どころが満載です。
代表的なスポットをご紹介しますので、ぜひ立ち寄ってみてください。
ガラスのピラミッド(HIDAMARI)
モエレ沼公園の象徴的な建造物が、東口近くにそびえるガラスのピラミッド「HIDAMARI(ひだまり)」です。
太陽の光が降り注ぐこのピラミッドは3階建てで、最上階にはイサム・ノグチの作品ギャラリーと公園のミニチュア模型が展示されています。
1階にはレストラン「ラ・フォレスト」やお土産ショップもあり、公園散策の合間に休憩や食事が楽しめます。
外観だけでなく、冬に貯雪した雪を使った冷房システムなど環境への配慮も注目のポイントです。
オンファロス
ガラスのピラミッド内部には「オンファロス」と呼ばれる石の彫刻があります。
「中心」を意味するこの作品は、石の表面を水が薄く流れる仕掛けになっており、ゆったりとした水音と光の反射が訪れる人々を癒やします。
ノグチの存在感を感じる静謐な空間で、しばし時を忘れて眺めてみてください。
モエレ山
公園の西側に位置する「モエレ山」は高さ約52メートル(頂上は海抜62メートル)の人工的な山です。
山頂へは坂道や階段で登ることができ、頂上からは園内全体や札幌市街の絶景を楽しめます。
運動にもぴったりのこの山は、夏はハイキング、冬はスキーやそり遊びができる人気スポット。
晴れた日には遠くの山並みまで見渡せる絶好のビュースポットです。
プレイマウンテン
山の形をした遊具が集まる「プレイマウンテン」は子供たちに大人気。
小さな山の頂上には滑り台があり、複数の曲がりくねったトンネルやロープ橋でつながっています。
まるでアスレチックのように体を動かせる造りで、幼児から小学生まで遊べます。
安全面に配慮されており、転倒しても怪我をしにくい設計なので、家族連れも安心して楽しめます。
サクラの森
園内南側にある「サクラの森」には約1700本の桜が植えられ、春には満開の花見スポットになります。
桜の木の間にはイサム・ノグチによる造形遊具(石の彫刻)が126基点在しており、子供たちはそれに触れたり登ったりして遊ぶことができます。
春の晴れた日にはまるで芸術作品に包まれたかのような風景を楽しめ、大人も一緒に散策しながら見どころを発見できます。
海の噴水
公園の中央部に位置する「海の噴水」は直径約48メートルの巨大な噴水です。
ダイナミックな水のショーを特徴としており、夏場は屋外で1日数回、音楽に合わせて高さ25メートルにも達する噴水ショーが繰り広げられます。
昼間は青空に映える爽快な光景、夜にはライトアップされた幻想的な演出が楽しめ、訪れる人を魅了します。
モエレビーチ
公園北東側にある「モエレビーチ」は、海をイメージした人工の水遊び場です。
夏季限定で開放され、砂浜のような広場に浅い池があり、子供たちが水に触れ合って自由に遊べます。
水遊び場なので遊泳は禁止されていますが、家族で水遊びや砂遊びをしながら暑さをしのげるスポットとなっており、園内でも特に賑わう場所です。
テトラマウンド
西側に設置されている「テトラマウンド」は、ノグチがデザインしたステンレス製の立体彫刻作品です。
パラパラと配置されたチューブが大きな四面体(正四面体)の形を描いており、内部をくぐったり外側を登ったりして遊ぶことができます。
モダンな造形が周囲の自然と調和し、昼間はシャープな影、夕暮れ時にはシルエットが楽しめるユニークなランドマークです。
季節ごとの楽しみ方
モエレ沼公園は四季を通じて楽しみ方が変わる特徴があります。
春は桜や新緑、夏は水遊びや緑陰、秋は紅葉、冬は雪景色といったように、季節ごとに園内の表情が大きく変わります。
ここでは季節ごとのおすすめスポットやアクティビティをご紹介します。
春:桜や花が咲き誇る絶好のピクニック日和
春には園内の桜が一斉に花開き、特に「サクラの森」の花見が風物詩となっています。
約1700本の桜が満開になると広場は一面ピンク色に包まれ、お花見をしながら石の彫刻遊具で遊ぶことができます。
また周囲の緑も芽吹き始め、公園全体が華やかな雰囲気に。
気温も穏やかで、ピクニックや散策を楽しむには絶好の季節です。
夏:噴水とビーチで涼む
夏のモエレ沼公園では水を使ったアクティビティが盛り上がります。
昼間は「海の噴水」の涼しげなショーや「モエレビーチ」のビーチで水遊びを楽しみ、暑さを忘れられます。
噴水が稼働していない午前中は、早朝の静かな園内を散歩して涼むのもおすすめ。
夜間にはライトアップされることもあり、夕暮れ時の散策も風情があります。
秋:紅葉とアート鑑賞
秋は色づいた紅葉が園内を彩ります。
モエレ山から見下ろす紅葉や、サクラの森の背後に広がる黄金色の風景は見逃せません。
空気が澄みわたり芸術作品がより鮮やかに映えるため、ノグチ作品の鑑賞にも最適な季節です。
また落ち葉のじゅうたんを楽しみながら散策すれば、ゆったりとした秋の一日を満喫できます。
冬:スノーアクティビティ(スキー・そり遊び)
冬になると一面の雪景色に囲まれたモエレ沼公園では、外の遊具の大半は閉鎖されますが、冬ならではの楽しみが待っています。
モエレ山は雪で覆われ、斜面でスキーやそり遊びが楽しめる人気スポットに。
園内にはクロスカントリースキー用のコースも整備されており、雪上ウォークやランニングで身体を動かすことも可能です。
真っ白なパウダースノーに包まれながら、冬のモエレを満喫しましょう。
子供連れでも安心!家族で楽しめる施設
モエレ沼公園は子供連れやファミリーにも優しい環境が整っています。
遊具や水遊び場などの子ども向け施設が充実しており、広い芝生エリアでのんびり過ごすことも可能。
小さな子供がいても安心して楽しめる工夫がたくさんあります。
充実した遊具と水遊び場
モエレ沼公園には、家族で楽しめる遊具や水遊びスポットが充実しています。
プレイマウンテンやテトラマウンドなど大きな遊具で体を動かせるほか、夏季限定の「モエレビーチ」では人工のビーチで水に触れて遊ぶことができます。
砂場や噴水など子供たちが夢中になる仕掛けが園内に点在し、飽きることなく遊べるのが魅力です。
レンタサイクルで移動も快適
園内は非常に広いため、子供が疲れてしまったときにはレンタサイクルの利用が便利です。
P1駐車場付近で自転車を借りることができ、家族みんなでサイクリングを楽しめます。
自転車なら短時間で主要なスポットを巡れるので、効率よく園内を満喫できます。
休憩スポットと設備が充実
公園内には休憩所やレストランも完備されており、家族での長時間滞在にも安心です。
ガラスのピラミッド内のレストラン「ラ・フォレスト」ではランチや軽食が楽しめ、子供向けメニューも用意されています。
また多目的トイレや授乳室など子連れに配慮した設備が園内各所に整っているため、小さなお子様連れでも安心して過ごせます。
アクセス・基本情報
モエレ沼公園へのアクセスや駐車場、営業時間などの基本情報を紹介します。
公共交通機関でのアクセス
地下鉄とバスを乗り継いでのアクセスが可能です。
札幌中心部から地下鉄東豊線「環状通東駅」で下車し、そこから「あいの里教育大駅行き」または「中沼小学校通行き」のバスに乗り換えます。
約25分ほどで終点の「モエレ沼公園」に到着します。バスは1時間に数本程度ですので、時刻表を確認しておくと安心です。
車でのアクセスと駐車場
クルマの場合、札幌市街地からは国道12号や国道275号、道道89号線(環状通)経由で約30分です。
駐車場は東口のP2(ガラスのピラミッド横)と西口のP1他に3箇所、合計約700台分が設けられており、すべて無料で利用できます。
特に週末は早い時間帯に満車になることがあるため、朝早めの来園がおすすめです。タクシー利用時は運転手に「東口ゲートから入る」と伝えると便利です。
営業時間と入園料
モエレ沼公園の開園時間は午前7時から午後10時までで、年中無休で開放されています(最終入園は21時まで)。
園内散策は自由で、入園料は無料です。
ただし、噴水ショーやレンタサイクルなど一部有料のサービス・施設もありますので、最新情報は公式ホームページでご確認ください。
まとめ
モエレ沼公園は、イサム・ノグチによるアート作品と自然が見事に融合した札幌屈指のスポットです。
広大な敷地内には遊具や噴水、四季の花々など見どころが盛りだくさんで、子供から大人まで楽しむことができます。
入園料や駐車場が無料なうえ、レンタサイクルやレストランなど施設も充実しているため、飽きることがありません。
最新情報をチェックしつつ、家族や友人と訪れれば、一日中たっぷり楽しめることでしょう。
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